あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

🇫🇷「聖なる礼拝堂 サント・シャペル」

こんにちは。

今回はちゃんと美しい教会へ行くので安心してください。

前回の続きからお話しますね。

RERでのトラブルの後は特になんの問題もなくサントミッシェルノートルダム駅に着きました。

セーヌ川の畔に駅の出口があり、駅を出ると目の前にシテ島へ渡るための橋があります。

シテ島に今回の目的地であるサントシャペルがあるのでそちらに向かって歩きます。

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シテ島に向かって橋を渡っていると見られる光景です。綺麗ですよね。

シテ島はあまり大きくないので1周してみるのも良いかもしれません。木漏れ日の中ゆっくりお散歩すると幸せな気持ちになれますよ。

因みにパリ発祥の地とも呼ばれていてパリで最も古い歴史を持つそうです。

ノートルダム寺院があるのも、このシテ島です。真ん中辺りにサントシャペルがあってノートルダム寺院は端の方にあります。詳しくは地図やガイドブックをご覧ください。

てくてく歩いてサントシャペルの辺りに着くと列が二本あります。チケットを持っていない人の列と持ってる人の列です。

チケットを持っていない人が本当に多いのでそちらの列は教会を取り囲むように並んでいます。

持っている人の待ち時間は5分くらいですかね。

サントシャペルもパリミュージアムパスで入れるので、持っている人の列に並びパスを入口の人に見せます。

バーコードを読んでもらって、いざ、サントシャペル内へ。

中に入ると薄暗く、どこに美しいと有名なステンドグラスがあるんだ?となります…が、慌ててはいけません。

落ち着いて1階を見て回りましょう。

奥の方まで進むと青いステンドグラスに囲まれた像があります。

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又、内装が色鮮やかで天井や柱、壁を見ていても楽しいです。

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他にも、お土産屋さんがあります。お土産屋さんにはフランス王室のマークである百合がデザインされたグッツやポストカードなどが売っています。

写真、真ん中の小物入れはお土産におすすめです。イヤリングやピアス、ネックレスが幾つか入れられるサイズで中が3つに分かれています。アクセサリーどうしが絡まらないようなつくりなので、アクセサリーが好きな方に渡したら喜んで貰えるかもしれません。

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1階に満足したら2階へ上がりましょう。1度上がると同じ階段から降りてこられないので気をつけてください。

2階へあがる階段は入口の横にあります。もしわからなければ周りの人に聞けば教えて貰えると思うので、ヒソヒソとあまり声を出さずに質問してみてください。

又、これは本当に気をつけて欲しいのですが観光地化しているとはいえ教会です。

そのことに配慮してできる限り声を出さない、帽子は外す、一定の場所に長時間留まり続けない、など教会の迷惑になる行動、信仰に対する侮辱的な行動をしないようにしてください。

実際に2階に上がると、うるさい人がいて教会の方が何回も静かにしてくださいと伝えていました。(本当に美しいので、急に立ち止まらない、叫ばない、など心の準備をして整ったら2階へ上がってください。)

細くて暗い階段を上がると、そこは光の世界でした。

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この世の光を全て集めた場所、と言われても納得してしまうような空間が広がっています。

降り注ぐ、色とりどりの光に足が動かせなくなってしまうとは思いますが、とりあえず階段の前からは動いてください。

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大半の人がステンドグラスに見蕩れているのでぶつかりやすいです。(ぶつかってしまった場合はできるだけ早めに「sorry」と言いましょう)

階段から出て左側を見上げてしまうと思うのですが右側も見てみてください。

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円形のステンドグラスもそれはそれは美しいです。

ステンドグラスは立ち位置や光の差し方で見え方が変わってくるので位置を変えて様々な角度から見てみて下さい。

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私は光の溢れる光景を見て暫く言葉を失ってしまいました。

自分の周りから音が消えて目から入ってくる情報に酔いしれる。そんな状態です。

光の洪水に身を任せて惚けながらも、この美しさを心に刻まなければ、とそう思いました。

もし天国というものが存在するとしても此処より美しいはずはない、とさえ感じてしまいました。

今まで自然であったり人工物であったり芸術品であったと、美しいものを沢山見てきたつもりです。その中でも本当に美しいと思ったものの一つとなりました。

一目見て鳥肌が立ち、全身に震えが走るようなそんな美しさを味わえることはそうありません。

今では美しいものと比較的簡単に触れ合えますが、そうではなかった時代にサントシャペルに足を踏み入れた人が得た感動は今とは比べ物にならないほどだったのではないかと思います。

信仰心の欠片も持ち合わせていない私が膝をついて祈りを捧げたくなるほどの空間に、信仰のある人が踏み入れた時、自らの信仰の正しさを感じ、より一層の信仰を誓ったのではないでしょうか。

ここまで読んで、え?こんなに褒める?言い過ぎじゃない?と思った方もいるかもしれませんが本当に感動したんです。私がフランスで一番おすすめしている場所ですので熱が入りすぎたかも知れません。

サントシャペルは特別です。この後もフランス旅行のお話をする予定ですがサントシャペルほど褒め称えないと思います。

本当に美しい場所なので、フランス旅行の計画を立てている方は是非サントシャペルを予定に組み込んで見て下さいな。一生残る美しい思い出になると思います。

ひたすらに美しさを語る内容になってしまったこと、少し反省しています…

分量も良いくらいなので今回はここまでにします。次回は閑話の予定です。

お土産についてお話できたらなと思います。お楽しみに!(?)

ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒