あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

🇫🇷「芸術の都が誇るルーヴル美術館」

こんにちは。

お久しぶりです。なかなか忙しく投稿できていませんでした。少し時間が出来たので色々とお話していきたいと思います。

美術館について話してなかったと思い出したのでフランス旅行のお話に戻らせて頂きます。

フランスは芸術の国とも呼ばれていて、パリだけでも美術館が数え切れないほどあり、美術品が好きな方は一生に一度は訪れたいと思っているのではないでしょうか。

かくいう私も、旅行が決まってからずっと美術館に行くことが楽しみでわくわくしていました。

というわけで今回は、美術好きにはたまらない国、フランスの美術館の中でも特に有名なルーブル美術館についてお話したいと思います。

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ルーブル美術館は本当に大きく、膨大な数の作品があるので全て見ようと思うと何日あっても足りません。

見に行く時は見たい作品を事前に決めて、ルートを確認してから向かうと良いと思います。

ルーヴル美術館と同じく有名なオルセー美術館は川を挟んではいますが、歩ける距離にあるので、時間に余裕がある方は数日かけて二つの美術館を見ても良いかもしれません。

美術品にとっぷりと浸かる数日間…夢のようです。

パリは見るものが多いので時間を作るのは難しいかもしれませんが美術品が好きな方は是非、時間をかけて見てみてください。

それでは、ルーブル美術館に向かいます。

ルーブル美術館モナ・リザやミロのヴィーナスなど興味のない方でも一度は聞いたことがあるような作品が展示してある、世界で最も来場者数の多い美術館です。

ルーブル美術館を回るコツは出来るだけ早い時間に有名な作品は見ることです。時期や時間によっては人が多すぎて作品に近づけない可能性もあります。

入念にルートを練り、地図を頭に叩き込んで、いざ出陣。

私は、サモトラケのニケという彫刻を観ることが一番の目的だったので真っ先にそちらに向かいました。

ニケは階段の踊り場に展示されています。階段の下から見上げた先にある彫刻は…神々しかったです。

一歩一歩、階段を踏みしめて登り、作品の近くに歩み寄ります。

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あぁぁぁぁぁぁ…(恍惚)

ニケ様…なんとお美しい。

窓から射す日の光を浴び、翼を広げて佇む姿。

装束や翼は影を纏い、それすらも計算されているようでした。

頭部と腕部が失われているのにも関わらず、不自然さはなく「これで良いのだ」と訴えかけられているように思えてなりませんでした。

ニケが纏う装束の質感や風にたなびく布、翼の羽の1枚1枚に見惚れました。

精巧で美しい彫刻に感動しないはずもなく、しばらくの間その場を離れることが出来ませんでした。

ニケを見終わった後、もういいやと少し思ってしまったのは内緒です。まだまだ見ていきます。

有名な作品の説明はガイドブックに沢山載っているので省略しますが、名が知られていて私も気に入っている作品を幾つか羅列します。

洗礼者ヨハネ、岩窟の聖母、レースを編む女、天文学者民衆を導く自由の女神、ミロのヴィーナス、皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌ戴冠式

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(写真は民衆を導く自由の女神

個人的に、これは外せないなというものを挙げました。好みによると思うので参考程度に考えて下さい。

次に、特に有名ではありませんが私が素敵だなと思った作品を紹介します。

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祈りを捧げている女性の絵画。

ヴェールが流れる様、柔らかく差し込む光の描写に心惹かれました。

膝をついて真摯に祈りを捧げる姿は美しく、何を祈っているのか気になりました。真っ白なベールは光を纏って柔らかに輝き、視線が引き寄せられました。

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新聞(?)を見ている三人の絵画。

後ろに立っている男性がとても良い味を出しているなと思いました。距離感に笑ってしまいます。

女性のドレスの質感や肌のしっとりとした様子が細かく描写されているところも魅力です。背景がはっきりと描かれていないのに影はしっかりと描かれている所も印象に残りました。

二枚とも1800年代初頭に描かれた作品であまり目立たないところに展示されていました。

私の好きな画家の絵も展示されていました。大きな美術館だとなかなか探すのが大変なのですが偶然見つけ、ときめきました。

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思わぬ所で素敵な作品に出会えるので有名な作品だけを見て満足してしまうのは勿体ないと思います。

有名な作品以外はあまり混んでおらず、のんびりと鑑賞できると思います。是非皆様も時間の許す限り、美術館を楽しんでください。

ここまで作品を紹介してきましたが、ルーブル美術館の魅力は展示物だけではありません。

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これは駅から美術館に向かうとある、美術館の建物の一部です。入る前から美しい…最高ですね。

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駅からのアクセスも良いですし、迷わないように案内図が貼ってあるので安心してください。

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少し歩くと外に出て開けた場所に出ます。

ガラスのピラミッドの中から美術館内へ入ることが出来ます。

ルーブル美術館のガラスのピラミッドを見て、ダン・ブラウンの小説を思い出し、胸が高鳴りました。)

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美術館内部から美術館を撮った写真です。広すぎて全体は映せませんでした。

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美術館内の天井です。この部屋だけがこのような造りになっている訳ではなく、全体的にこんな感じです。さすがは元宮殿…光の差し込み方すらも計算されているようで美しいです。

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階段も芸術的です。天井に精巧な彫刻があり見上げていたら転びそうになりました。

踊り場に椅子があり休憩していると写真を撮って欲しいと何回か頼まれました。どうやら撮影スポットになっているようです。

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freeWi-Fiもあります。流石は世界三大美術館…ホームページでさえもお洒落です。難しい設定は必要なかった気がするので簡単に利用できると思います。

他にも美術館内にカフェやお土産屋さんもあって居心地が良いです。何時間でもいられます。

美術館自体が芸術品と言っても過言ではないでしょう。

美しい建物の中を、美術品を見ながら歩き、疲れたらお洒落なカフェで休憩して、のんびりと1日過ごす…幸せですね。

私はオルセー美術館にどうしても行きたかったのでオルセー美術館にも行きましたが、時間が許すなら、もっとルーヴル美術館に居たかったです。

次こそは、と思っています。

最後にお伝えしなければと思っていた事なのですが、美術館や博物館、その他の劇場などを訪れる際には体温調節のしやすい服装で行くことが重要です。館内は空調が効いているので、冬に熱中症になったり、寒さのあまり夏に凍えたりするかもしれません。

以上、ルーブル美術館についてでした。

オルセー美術館についてもお話したかったのですが機会があればということで、今回はここまで。

久しぶりの投稿なので少し文調が違うかもしれません…違和感があったら申し訳ないです。とりあえず投稿して後日少し修正するかもしれません。

ここまで読んで下さりありがとうございました。次回もお楽しみに🧸🍒