あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

✒️恋愛をした事の無い人間が書くラブストーリー

恋愛をした事の無い人間が書くラブストーリーに興味はありませんか?

ふと思いついたので、気が向いたら書こうかなぁと思います。完結するか分からないですし、どうなるのかはわかりませんが「恋愛をした事の無い人間が書くラブストーリー」です。

最近になって漸く、幼い頃に好きだった男の子を恋愛対象として見ていなかったことに気づき、あれは友人に向ける好意だったのだと知りました。

という事で、私は生きてきて恋をした事がないのですが…友人から色々と話を聞いたり小説を読んだり映画を見たり芸術作品と触れたりすることで得た知識から、恋愛をしている人の感情を想像することはできます。

恋愛感情が欠如した人間にもラブストーリーは書けるのだと証明したいです。ですが全ては想像(妄想)ですので、実際はこんな風には思わないよ!という所があればコメント頂ければ吸収して創作に活かしますのでコメントお待ちしています♡

直接伝えにくければマシュマロにどうぞ。(普段は絵を描いている為マシュマロにお題云々と書いてありますが気にしないでください。)https://marshmallow-qa.com/4x4z16

※儚い、仄暗い話が好きなのでハッピーエンドにならない可能性があります、お気をつけ下さい。

※書きかけなのでこれから足したり引いたりブロックごと移動させたりします。まだ読めるような状態では無いのでお気をつけ下さい。私の創作は思いついたところを書いていき、辻褄があったら繋げていくスタイルです。

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10/26

「世界というのは想像以上に狭く、時というのは感じるよりも早く流れていく。そんな当たり前を思い出したのは、隣で微睡む貴方が寝返りをうった後でした。

貴方はいつでも輝いていて過ごした時間の分だけ魅力的になっていくので、時の流れが残酷だなんてことすっかり忘れてしまっていたのです。

寝返りの分、離れてしまうのが寂しくてそっと手を伸ばしたら私に気づいた貴方はゆっくり振り向き、瞬きをして微笑んだのです。あまりにも暖かくて穏やかで幸せなのに胸が苦しくなって、私は漸く思い出しました。貴方と共に過ごせる時間はあと僅かなのだということを。

これが世界に愛された者の「当たり前」なのだと認識して世界を呪いました。願わくば貴方と時を重ねたい、共に沈みたい、それすらも許されないのならば貴方を永遠にしようと誓ったのです。永遠を貴方に。」

記憶というのは曖昧なもので忘れたいことは忘れられず、忘れたくないことは忘れてしまうことがあるのです。もしも忘れたくないことがあるのならば何かに認めて置く事が大切です。

しかし、これもまた難しいことに心情というものは文章にする際に半分くらいが零れ落ちてしまうので心情だけではなく状況も綴っておくことで過去の自分はきっとこう思っていたのだろうと推測できるようにしておかなければなりません。そうでなければ未来の私は何があったのかわからないでしょう。

日記を書かなくなってもう幾年経つのでしょうか。
ふと疑問に思い書斎へと歩みを進めた私は、数ある本の中から古びた日記を手に取りました。

「愛おしい人と目覚める朝ほど素晴らしいものは無いと思うのです。カーテンを開けた貴方が朝日を浴びながら、もう朝だよと微笑むので私は心臓が溶けてなくなってしまうのではないかと思いました。」

嗚呼、幸せの中にいる貴女に嫉妬してしまう。こんな思いをするならば読まなければ良いのにどうして過去を振り返ってしまうのでしょう。
全て忘れてしまえば良いのに、忘れることなど容易いはずなのに、忘れぬように、埋もれぬようにと大切に思い出をしまい込む私をどうか笑って下さい。