あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

「働く男の持つ鞄」に憧れる

今晩は。寒い日が続きストーブの前から離れられないです。灯油の減りが早い…。

さて、今回の内容は不快に思う方も居られるかと思います。

セクシャルマイノリティという言葉を聞いて具合が悪くなる方、アレルギー反応が出る方はブラウザバックを推奨します。

少数派を認めるべきという風潮にうんざりしている方もいるでしょう。生物学的にありえないとお考えの方もいるでしょう。生産性がないと嫌悪する方もいるでしょう。

理解できない存在を拒絶したくなる気持ちもよく分かります。

ここはネット上です。現実では嫌なものから目を逸らせないかもしれませんがここでは見たくないものは見なくて良いのです。

私のブログは基本的にあまり重たいことは書いていないのですが「日記のようなもの」のタグが付いている回は人に読ませる内容ではありません。

普段はもっと楽しい事を書いているので、良かったらそちらをご覧になってください。暇潰しくらいにはなるかもしれません。

このブログを見てガッカリさせてしまったならば申し訳ないですし、少し悔しいです。

気味の悪い存在が書いたブログなんて読んでられるか!という方は私のブログは向いていないので今すぐ画面を閉じて下さいませ。

世の中には面白いブログが沢山ありますので其方をご覧下さいな。

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お帰りいただけましたかね?それではどうぞ。

ココマイスターのダレスバッグ、父が使ってるんだけどあまりにもあまりにもあまりにもかっこよくてほんとに憧れる。

父が寝ている間に手に持って歩いてみたり眺めてみたりしてるけど…あぁ…重すぎて私には使えない。

そして、スーツを着てネクタイを締め革靴を履いてなきゃ格調高いダレスバッグは似合わない、と思ってしまう自分がいてそれも悔しい。

何処にスーツを着てネクタイを締め革靴を履いて出勤する女が居るの?

でもね、就職決まったら三つ揃いのパンツスーツオーダーしようと思ってるの。

職場には着て行けなくてもオペラやバレエを見る時に着ていこうかなって…紳士的な格好をしても浮かない場所に着ていこうと思って…て…そゆときにならダレスバッグを持っても違和感ないのかな……あるよなぁ。

なぜ男に生まれなかった?

スカートを履きたい男性の気持ちがよくわかる。履くことはできるのよ、でも正装としては認められないじゃん。

でも別に認めて欲しい訳じゃなくてただ産まれる性別間違えたなぁと思うだけ笑

子宮全摘したいです、そうですか、したらいいんじゃないですか?、いやでも体に負担が凄くかかるんです、そこまでしてとらなくてもいいんです、取りたいとは思うけど体に負担をかけたくないんです全摘なんぞしなくても済む性別に生まれたかったなというボヤキなだけなんです気にしないでください。使わないもののせいで毎月苦しまなければならないのが謎すぎるだけなんです。

自分のことを女だと思っているし、女に生まれたことに違和感がある訳では無いんです。

女の人が好きな訳じゃないんです。

男の人も好きにならないけど。

理解が難しい属性な自覚はあるし、理解を強要する気は一切ないけど、拒絶反応が出るのは困るよなぁ、と思って誰にも言えていない。

親にも、1番親しい友人にすら言えない。

こんなめんどくさい事になるなら気付かなければ良かったとも思ってしまうが、それも含めて私なのだから向き合うしかないのかなと。

気付かないふりするのだって何時まで持つか分からないのだし、さっさと自覚して対策を練る時間を増やした方が良いはず。

母は私が結婚する気がなく子供も産む気がないのを察してるからどうにでもなる気がするが父はなぁ…どうなる事やら。

父は、私が男物の財布に憧れ気に入る財布を探していた時に「それは働く男が持つ財布だからお前に似合わない」と言った。

父は、私がネクタイを欲しがった時に「お前がつけることは一生ないがお前の旦那に付けてあげる機会はあるかもな」と笑った。

父は「結婚は喜びだ、家庭を持つ幸せがある。特に子供を持つ幸せは何にも変え難いものだからお前も家庭を持つべきだ」と言った。

父は「同性を心の底から愛すこと等、ありえないことだ、生物として破綻している」と言った。

父は「女の人は黒髪であるべきだ、ピアスは開けるな」と言った。

母は、黒髪ロングヘアーの手入れが大変だと嘆いていて、私が切ってしまえば?と投げかけたところ「パパが嫌がるから切れない」と言った。

父は、父の持つ鞄を羨ましそうに見つめる私に向かって「この鞄は働く男が持つ鞄だ、お前には似合わない」と言った。

父は「娘さんを僕にくださいと言われたいから家にちゃんと紹介しに来なさい」と言った。

私は「そうだよね」以外の言葉を持たなかったし、そうしなければ暮らしていけないと思っていた。

高校卒業までは我慢しなければと思って何も言わないまま過ごしてきた。だからこれらの台詞の殆どは大学に入る前までに言われたんだよね。

大学生になって、もし父と意見を違えたせいで学費や生活費を止められてしまっても、貯金と奨学金とバイトで何とかやりくりして大学を卒業できるはずだと、そんな時には家を出ようと思えるようになった。

(父は意見を違えることに否定的では無いのでそんな時は来ないと理解しているけれど心の持ちようの話です)

反抗期なんて来なかったと思っているし、今も反抗はしていないのだけれど、全てに同意をするのではなくて、パパはそう思うんだね、私は違うけど。と言うようにした。

私が父の言葉を忘れることは一生ないが、私と父は性格がよく似ているのでわかっているの。

父は私を否定する気は無いんだろうと思う。父はそう思っている、ただそれだけ。

私自身そうなのだけれども、自分が相手に理解されるなんてこれっぽっちも思っていないから相手との意見の違いがあっても全く嫌ではない。

意見をぶつけ合うことを嫌がる人もいるけれど私は侃侃諤諤と意見を交わすことが好きだし、共感できないものに対して理解を深めるためには言葉を尽くすしかないと思っているから…それは良い事だと思っているの。

私は、父がマイノリティに共感しないことに対して何か言うつもりは無いし、私自身を否定したいと言うよりかは自らの思想をただ発信しているだけなんだろうなと感じているんだよね。

ただ、人前で一部の人を否定するような発言は慎むべきであると言うことは伝えている。

貴方は貴方、私は私、という境目がはっきりしているのだろうと。

なので父が言ったことに私が反論をしても特に父は気にしない。私も人が私の意見に反論しても気にしない。

上に書いたような父の言葉は私に刺さったけれど、別に父は私にそれを強制させている訳では無いのだと理解している。

私が髪を茶色に染めようが、耳に穴をあけようが父は文句を言わない。ただ「女の人は黒髪であるべき、ピアスをあけるな」と思っているだけ。父はそう思う。私はそう思わない。だから染めるしあける。

父は自身の考え方を述べているだけで周りがどうしようとそれは自由だと思っているので、言葉を聞くとげんなりするかもしれないが付き合いやすい人だとは思う。(凄く好き嫌いが別れるタイプでしょう)

対して、母の言葉は私に干渉するものが多い。共感、同意を求めている。

私に対して一定以上の理解を示してくれる。ただ、母の思う範囲を超えた時になぜそうなるのかとか怒ってくる。

仮に結婚をしなくても同性愛者でも母は怒らないだろうが、数十歳上の男性を連れて家に向かったらヒステリーを起こすだろうと想像がつく。(父はどのパターンでも怒らないと思う)

多分大丈夫なのだけれど、親にカミングアウトする気にはどうしてもなれないよなという話です笑

私は友人達を信用しているので、仮に打ち明けたとしても関係は変わらないと思っているけど…調べたところによると馬鹿にされたり、仲間外れにされたり、いじめられたりする事も多いそうなので悩ましいところです。
それで自ら命を絶つ人も世の中にはいるのだから救われないですね。

そこら辺を気にしなそうな人を選んで近づいているし、見極められなくて嫌がりそうだったら離れて貰えばいいやと思ってるし、気持ち悪いなら気持ち悪いでいいと思うし。

気持ち悪いならそれで良いし、受け入れられないのも仕方ないし、関係を切りたければ切ればいいし、その程度で切られるならその程度の繋がりでしか無かったということよ…寂しいけど諦めるしかない。

私の場合は気持ち悪いと言うよりかは理解されないジャンルだと思うんだけどな~対して変わらんのかな。

私の大切に思う親しい友人が、私のことを気味悪がる可能性を考えると恐ろしくて口に出せない。

私の特に親しい友人達は皆、優しく賢い人ばかりなので仮に私がマイノリティだったとしても分かるように嫌がったりはしないだろう。

私に対して嫌悪感を抱いているのに、それに気づかれないように私との関係を維持する必要が出てしまい、精神的に疲れてしまったら?

私は友人の健康が一番大切なので、私のことが嫌ならさっさと離れて欲しいんです。

私は友人に嫌われようとも友人ことが好きだろうし、友人が私が近くにいることを望まないなら喜んで離れるよ。

心の中でどう思うかは友人達の自由だしそれに対して私が「気味悪がるなんて酷い!」と言う権利は無い。

私は私を気味悪がる人のことを悪い人だとは思わないし仕方ないと諦めている。この諦めは多分、私たちの殆どが持っているものだと思う。

わりかし本気で欠陥だと思ってるからナー

同類の皆さんを貶める意図はないけど、在るべきものが欠落してることに間違いはないし、同類の皆さんはそこら辺よく理解してると思うんだよね。

人は恋をして輝くと言いますね。人は恋をする生き物だと言いますね。

恋をすると世界が輝いて見えて、些細なことが嬉しくて、寝る前にあの人の顔が浮かんで嬉しくなって、一言で一喜一憂して…美しいですね。

私は美しいものが大好きです。体験は出来ないけれど美しいものを育む皆さんのことを素敵だと思っています。

共感が出来ないと言いますか、正直興味が無いと言いますか、私は他者に恋愛感情を抱くことがないようです。

在るべきものがない人間を見て嫌悪感を抱かずに居られる人がどれくらいいるでしょうか?嫌悪感を抱かずとも、当たり前にあるものだから持たない人間を理解することは難しいんですよね。逆も然り。

同類が1%以下しかいない世界で暮らしていると「他人は理解できなくて当然」と思って生きていく事になる訳ですが、大多数をしめる人達はどうでしょうか?
理解できないものを受け入れられるだけの度量がある人は世の中にどれくらいいるでしょうか?

居るのは勿論、知っています。私が心無い言葉を投げかけられて悲しんでいたところ寄り添って下さる方がいました。

現実の知り合いの誰にも相談できないので、知り合いがフォローをしていないアカウントでこっそり呟いた所、一緒に怒ってくださる方がいたんです。

嗚呼、優しい人が居るんだなぁって救われました。なんだかひとりぼっちになってしまったような気分になっていたので凄く救われました。

私も些細なことで一喜一憂しますし、寝る前に楽しかったことを思い出してにこにこしますし、美しいもので溢れる世界が輝いて見えていますよ。

でも恋はできないんです。人を好きにならないんです。

ラブストーリーを読んで胸が締め付けられるような思いがするのに、自分はそうなりたいとは思わないのです。

「まだ運命の人に出会っていないだけでしょ」「高望みしすぎなんだよ」「そんな言い訳しなくていいよ」「何言ってんの?有り得なくない?」

共感は難しいでしょう。皆様が当たり前に自然と相手に抱く感情が無いというのは想像がしづらいというのもよく分かります。

異性に向ける感情が同性に向いているという状況が想像できない人は少ないのではないのかなと思っているんです。抵抗がある方もいるでしょう。否定したい方もいるでしょう。でも想像はできるのでは?と。

然し、そもそもの感情を人に抱くことがない、というのは抵抗云々の前に想像すら出来ないのではないかなと思うんです。当たり前にある感情が欠けている状態になったことがないのですから当たり前です。

ですが、私たちには言葉を紡ぐ能力があり、言葉を尽くしてお互いを理解することができます。

もし歩み寄る気持ちがあるのなら少しだけでいいので調べて見て頂けませんか。こんな人もいるんだなと知っているだけで救われる人がいるかもしれません。

…冷たい人間とか、人の心がないとか、生き物としておかしいとか、当たり前に言われてしまうし言ってくる人達の気持ちもわかるし…簡単に言えば魔女なんですよね。

理解できないから密告して火にかけて燃やそう、みたいな。そうやって人は殺されてきたわけですし人間は変わらないもの。仕方ないんです、分かります。

ただ、投げた石は返ってくるし、燃やした火は自分にも降りかかるから気をつけなねって思う。自分の首を絞めることに気が付いた方が良い…教えないけど。

冷たくて人の心がなくて生物として終わっている魔女なので、慈悲は無いッッッ笑

話は少し戻って身につけるものについてのお話。

私は香水が好きなのですが、ユニセックスの香水は殆ど使ってないんです。全然雰囲気違うので付けにくい…メンズ香水も今後は普通に使おうかなとか思ったり…1度思い切れば呪縛からは逃れられる気がするんです。

メンズの香水まだ買ったことないんです。ずっと欲しいんですが怖くて。

男性も使うようなオードトワレを持っていますし、ユニセックスの香水も持っていますし、たまに使ってるけど、メンズ香水だけはまだ買えない。

買うのに理由が必要でその理由に「紳士的(推しっぽさ)」を挙げないといけないのが中々苦痛なのです。ほぼ無意識なんですけど気付いた時にああ嫌だって笑

推しっぽいから欲しいんじゃなくて、私はただ純粋に紳士に憧れて居るの。

その憧れと言うのも紳士に口説かれたいとか隣にいて欲しいとかじゃなくて、成りたい。なんですよね。

私が紳士になりたいのであって、紳士を鑑賞したいわけでも紳士に好意を抱く訳でもないんです。

普通にそれは誰かにとって受け入れにくいものなので、「推しっぽくて可愛い」などという言葉で誤魔化している訳です。

もう癖になっていて自然と出るし無意識なのですが偶にあーあってなってます。

でもだからといって女性の服に興味が無いわけじゃないんです。
私は女だと自分のことを思ってるし、女性向けのアクセサリーやファッションを可愛いとお洒落だと素敵だと思うんです。

アクセサリーに関しては凄く好きですし集めていますしね。

なので私は自分がなんなのか定義できないんですよ。女性服も男性服も好き、紳士になりたい、女性ものアクセサリーが好き、大混乱です。

(自己肯定感は高いので自分が何者か分からないけれど、それも込みで自分が好きです。なので追い詰められててしんどいとか辛いとかは無いので…もし心配してくださる方がいたら安心して下さい、大丈夫です)

でも、もし、性別を選ばせて貰えるならば、迷わず男にしてくださいってお願いする。

何故かたまたま自分の好みの服装や鞄や靴が男性物だったってだけなんです。

「働く男が持つ鞄」に憧れる。

不格好だと、お前には似合わないと、誰に言われようと、気持ち悪がられようと関係ない。

働いてお金を貯めて、スーツを買って、ネクタイを締めて、札入れとコインケースを買って、革靴を履き、かっこいい腕時計を付けて、颯爽と(薄型の)ダレスバッグをいつか身につけてみせます。

 …誰か、誰でもいい、一人くらいは、応援してるよとか、格好良いとか言ってくれる人がいるといいな、なんて言ってみたりしたりしなかったりして笑

今度、自己肯定感についても話したいなと思いました。もしかしたら誰かの役に立つかもですしね。

今回はここまでにします!長過ぎたし重すぎたし…果たして読む人はいるでしょうか?笑

ごちゃごちゃして上手くまとまりませんでしたが…存在だけでも知ってもらえれば良いなと思って書きました。別に嫌でも良いですよ。

ココマイスターのダレスバッグ、本当に格好いいので気になる方は是非検索してみて下さいね😉❤

閲覧ありがとうございました。