こんばんは、蒸し暑い日が続きますが、皆様お変わりはありませんか?
私は相変わらずです。就活……うっ…頭が……笑
今週のお題は梅雨入りした地域があることに関連して「雨の日の過ごし方」だそうです。
(そんなの読書に決まっておろう!!!!!!!というか雨の日に限らず読書をするべし!!!!!!!それ以外何があるんじゃ!!!!!!!)
はい、お題について長々と語れる自信しかないのですが、別のことをお話しするためにパソコンを開いたのでそれはまた今度。
さて今回は、文学部で学び書店員をしている読書好きがオススメする本、第一弾!
私は書店のPOP担当をしているのでよく本の紹介文を書いているのですが、ブログには載せたこと無かったなぁと思い…現在手に入るおすすめの本を紹介しようと思います。
経緯をお話ししますと、勤め先の書店の売り上げがスレスレのギリギリで私にできることといえば店内のポップを増やしたりブログを書くことくらいなのでどうにか出来ることを!と一筋の望みをかけて企画してみました。
このブログを開く方は文字を読むことに抵抗はないと思うので、もし刺さったらお近くの書店でお買い求めいただけたらと思います(ハードルを自ら上げる)(切実な叫び)
記念すべき一冊目のテーマは「夏」
夏が近付いてきたので夏に向けて読みたい本、暑さから開放される本が良いかなと考え、思いついたのは大大大好きな作家、乙一さんの作品です。
私は乙一さんの大ファンで乙一名義で出た本は殆ど読んだと思います。
作品によって雰囲気は変わりますが、私は乙一さんの書く仄暗い童話のような世界観に惹かれています。
そして読了後の言葉では表せない気持ちの悪さが堪らなく好きです。
そんな乙一の「夏」と言えば間違いなくこの1冊。
ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、皆様が乙一ワールドに引きずり込まれてもう戻って来れなくなれば良い。
机の上には冷たい麦茶と積んだ本。その中の一冊に手を伸ばし1頁目を開けばきっと読む手が止められない。
開けた窓から噎せ返るような夏の匂いが部屋に流れ込むように感じるでしょう。
この本を片手に静かな夏の夜を過ごして欲しい。
貴方の夏にじっとりとした涼しさを。
『夏と花火と私の死体』
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↑POPイメージ
実際はPOPの文が長いと読んでもらえないので二行くらいになるのですが…このくらい書きたいと常に思っています。
如何だったでしょうか?興味を持って頂けたら嬉しいです。
私は小説も新書も伝記もライトノベルも漢詩も和歌も読みますが、読みやすく個性的で魅力的な作家で真っ先に思いつくのは乙一なんです。
『夏と花火と私の死体』は乙一のデビュー作。乙一を知るならここから。きっと乙一が好きになる。
どうか手に取っては頂けませんか?
書店でお求めの際は下記の情報を書店員にお見せ下さい。
ここまで読んでくださりありがとうございました🧸📖
※乙一の『ZOO』について以前紹介したことがあります興味のある方は其方もぜひ!