あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

万引き犯の腕をへし折りたい

今晩は。過ごしやすい日が続いていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

今日のように涼しい日は布団にくるまりながら読書をするのがおすすめです。

因みに私は積んである本を五冊ほど読み、今日は良い日だったなぁとしみじみ…そして腕が疲れてきたので息抜きにブログを書き始めました。

お題は特に思いつかなかったので、今週のお題を借りようと思います。

今週のお題「爆発」

…爆発…ばくはつ…バクハツ…爆発とは無縁の生活を送っているのでパッと思いつく事が何もありません。

強いて言うならば、先日とても強い憤りを感じまして…それが一番近いかなぁ…爆発はしてないんですけれどね。

私は人と喧嘩をしたことがないんです。意見をぶつけ合うことはあれど、感情を爆発させることがありません。

幼稚園から一緒の友人とすら喧嘩をしたことがないという事実からも内側に留めておく性格だということがわかって頂けるかと思います。

そんな私ですが先日、強い怒りを覚えた出来事があったので、その怒りを感情の爆発、と捉えお話をしたいと思います。

皆様ご存知の通り私は書店員として働いていて、結論から言いますとこの怒りは勤務中に現れた万引き犯に向けたものです。

私がレジで作業をしている時に万引き犯は来店し、人気な漫画を数冊手に持ち30分程店内をうろついていました。

行動に怪しさを感じた為、私は万引き犯にカゴを手渡しました。(カゴを持っていると監視カメラで探す時にわかり易い)

カゴに本を投げ込み続ける万引き犯。15分ほど店内をうろついた後、万引き犯は死角に隠れ、鞄を開け始めました。

その時、私はレジで監視カメラの映像をチラチラと確認しながら接客中。

鞄を開け始めた事を監視カメラで確認した瞬間に、やられる!!!と思い、「レジお願いします!!!」と叫び声を上げながら店内を全力で走りました。

すみません!と叫びながらお客様を避け、万引き犯の元へ駆けつけた時、万引き犯はカゴから漫画を五冊ほどつかみ、鞄に入れる瞬間でした。

万引き犯の目の前で急停止し、睨みつけると、奴は手の行き場を失い、本をカゴの中に戻しました。

怒り(殺意)なのでしょうか。ふつふつとした熱い何かが身体中を駆け巡り、鞄に本を突っ込もうとするその腕をへし折ってやりたいと思いました。

勿論やらないのですが、私に力があれば、と。

以前、万引きを目撃した店員が万引き犯に指摘をしたところ、襟首を掴まれて本棚に叩き付けられ怪我をしたということがあり、当店では万引き犯を確認したら刺激をせず通報、という流れになりました。

(ちなみにその時は、店員を本棚に叩きつけ、倒れた隙に万引き犯が逃走。屈強な警備員さん達により取り押さえられ、強盗未遂で逮捕されました。)

店員の身の安全が第一だから通報して間に合わなければ諦めるしかないと。

わかるんです。身の安全はとても大事なことですよね。凶器を持っているかもしれないですし、万引き犯の大多数が男性なので力の面でどう足掻いても勝てません。でも、でも!本が盗まれるのを黙って見ていられない!

本当に書店は苦しんでいるんです。

もしご存知でない方がいたらお伝えしたいのですが、本を売って手に入る利益というのはとてもとてもとても少ないのです。

なので本を安売りはできません。本屋で本のセールを見たことがないと思うのですがそれは利率の低さが理由なんです。セールなんてしたら潰れてしまいます。

安売りすら出来ないのに…万引きをされると本当に潰れしまうんです。それをわかっているから、もし見つけてもすぐには捕まえられない事が本当に辛くて。

幼い頃から本が好きで、本に支えられて成長し、大学では日本文学科に通い、大学生になり始めたアルバイトでは迷わず本屋を選びました。

アルバイトごときが何を、と思うかもしれないのですが本当に。本と共に生きてきたと思っているので…この憤りをどうすれば良いのでしょうね。

毎月毎月、何冊も取られている。毎月何万円分も被害にあっている。

当店はついこの間、何とかコロナ前の売上に戻すことが出来たけれど、取られていたらどうしようもないし、このコロナ禍でライバルの書店をひとつ失っていて、元々その書店に来ていたお客様が当店にも来ていることは明白。

他店の売上が入ってきている筈なのにようやく元の売上に戻ったんですよ。

こんなにカツカツなのに…これ以上、書店を苦しめるのをやめてくれ。悔しくて仕方がない。

もし、本が読みたいけれどお金が無いのなら、図書館に行ってください。

もし、お金が無いのなら働いて下さい。当店は今、アルバイトを募集していますよ。

本屋は薄給です。ギリギリでやっているのだから当然ですが…当店の時給はこの地域の最低賃金ですし、交通費は出ないです。

コロナで売上が落ち込んだ時は、人が雇えなくなってたった二人でお店を回す羽目になり、本当に大変でした。

お客様対応中に電話が鳴ったら終わりです笑

本屋は買い物をしなくても入れるので、暇潰しに来たクレーマーやストーカー、万引き犯に盗撮犯、お子様を放置して買い物に行く親と取り残されて泣くお子様、謎の嫌がらせをしてくる奴に不審電話etc...多種多様な人と関わることになります。

それらに対応しながらレジを打ち、本を棚に出し、本の相談に乗り、プレゼント包装をし、掃除をし、返品作業をし、(略)ます。

給料が安くて、立ちっぱなし(結構走る)で、万引きが多発し、汚客様も多いのに、本屋のアルバイトを続けるのは本が大好きだからです。

(勿論、楽しいことも沢山ありますよ!本が好きな方には書店バイトおすすめです!)

もし万引きが減れば、当店も潤うのに。万引きが減れば、万引き対策用に人が雇えるのに。

いや、分かってるんですよ。万引き犯は本を読むために万引きをしている訳じゃないんですよね。転売して儲けるために万引きしているんですよね。

本が読みたいなら借りればいいし、最悪立ち読みすればいいのに、鞄に入れて持って帰るんだもの。手っ取り早く稼げるから、やってるんですもんね?

何かを手に入れるには対価が必要で、当店の本が欲しいならお金が必要なんですよ。

対価を払わずしてどうして手に入れられよう?犯罪だとわかった上でやっているのだろうけれど…恥ずかしくないのだろうか。

毎月毎月、やってきて、未然に防いでいるのも沢山あるけれどそれでもやられてしまうことはあって。いくら気を付けてもどうにもならない。おかしくなりそう。

結局、先日来た万引き犯はカゴに入れた漫画たちを購入していきました。

10分以上粘っていたので余程買いたくなかったのでしょうが…絶対買わせるという決意の元、牧羊犬の如く追いかけ回しました。

一定の距離を開けて睨み付けながら、いらっしゃいませを連呼し続けました。

いらっしゃいませbotと化した私は30秒に1回くらいのペースで後ろから言い続けていたので相当鬱陶しかったと思います。

こんなに気をつけていても無くならないんだよなぁ。私がいる日は本当に気をつけているので滅多に万引きが起きないのですが、まだ不慣れな人がシフトの日は防犯も難しいですしね。

そもそも、書店員は本を売るためにいるのに、なんで万引き犯のことを考えねばならんのだ。おかしすぎる。

もしこのブログを読んで、店員を責めそうになった人は胸に手を当てて、どちらが悪いのかよく考えてみてくださいね。

(間違いなく万引き犯が悪いです。)

あぁ、万引き犯の腕をへし折りたい。

へし折るのは無理でも…こっちには広辞苑という鈍器がある!舐めるな!!!!

…暴力での解決を良しと思っていないので実際にしようとは思わないですし、腕力的にも店員としても出来ないのですが…脳内でボコボコにするくらいは許されるでしょう。

身体中を巡る燃えたぎるような怒りを文字に乗せて世界に発信するのだ。

本を愛する皆様が、本屋を愛する皆様が、共に怒ってくれたら。この悲しい現実を知っていてくれたら、少しだけ万引き犯もやりにくくなるのかな、と。

書店員もできることはします。しています。それでもどうにもならないから、この場を借りて皆様にお願いをさせて下さい。

もし万引き犯を見つけたら書店員にお声がけ下さい…どうか、どうか、どうか御協力よろしくお願いいたします。

 

今回はここまで。おまけに過去の私のツイートを貼っておきます。

ブログよりも荒ぶっているので気持ちが伝わりやすいかなと思います。(オススメはしませんが)見たい人は見てください。

※のんびり書いていた影響で、今週のお題が変わり先週のお題になってしまいました。気にする方がいたらすみません💦

 

五月↓

助けて下さい。本屋を助けて下さい。

今月の万引き被害額が既に4万円を超えてます。助けて下さい。店が悪い?防犯意識が足りない?ねぇ、本を取らないで。なんで何冊も何冊も本を取るの?ゴールデンウィーク暇だった?どこにも行けなくて暇だった?万引きして楽しい?スリリング?

転売して楽しい?儲かって嬉しい?犯罪をして得た金で何をしてるのか知らないけど恥ずかしくないの?本当に、本当に、なんなんだろう。

いくら頑張ってPOPを書いても、売上を伸ばそうとペーパーの配布を増やしたり、書店ならではのイベントをやったり、電子書籍や通販に負けないようにってみんなで考えて色々やっても万引きされたらどうにもなんないよ。

なんで万引きするの?本屋を潰したい?本当に無理。罪の意識はないの?恥ずかしくないの?なんで?もう本当に。前に私が本屋を助けてってツイートして、本屋で本を買ったよ!とか言ってくれる人がいて嬉しかったのに。

態々、この状況でも本屋を支えようと本を買ってくれているお客様たちに謝って欲しい。
もうほんとに申し訳ない気持ちでいっぱい。本屋たすけてって、紙の本を買ってくれって言いたいけど、万引きがこんなに多くてほんとに嫌だ。

昨日、当店の床に大量のジュースを零して退店された方。罪の意識はありませんか?
本ってそんなにどうでもいいものなのかな。
店中にできたジュースの水たまりを雑巾で拭き続ける気持ちがわかるだろうか。
本にかかったらもう売れないのに。

あまりにも本が大切にされなくて悲しくなってしまった。本ってそんなにどうでもいいものなのかなぁ。本屋ってそんなに下に見られるものなのかなぁ。

私は何にも変え難い宝物を売ってると思ってるけどな。

私は万引き犯に怒鳴られる為でも、床にこぼれたジュースを拭き続けるためでもなくて、本が欲しい人に、本が好きな人に、本が渡る手伝いをする為に働いてるんだけどな。ストレスを本にぶつけないで。

七月↓

一日で100冊近く本が万引されました。被害額約6万円。

犯罪行為だぞ、恥ずかしくないのか。
手当り次第、本を鞄に突っ込んで、恥を知れ。

今すぐ返しに来い。許せない。良心の呵責は無いのか?感性を疑う。

発覚したのが今日。被害があった日はとても混んでいた。店員も疲れ果てていてそこまで気が回らなかったのだろう。

店員の質を疑う人もいるだろうが、私はその日働いていた店員を責める気はない。

本来、書店員とは本を売る仕事をしている人であり、万引き対策をする人では無いので。

先日↓

店内の隅で万引きしようとした奴を未遂で抑えた上、買わせました。

完全にやる気でした。リュックを開けて入れる直前に止めました。

一生許さん。二度とその顔を見せるな。

お会計中のお客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。突然店員がレジから走り去りさぞ驚いたことと思います。本を選んでいたお客様も店内を走り抜ける店員を見て驚いた事でしょう。

その場でお詫びはしましたが、ここでもう一度お詫びさせていただきます。

本をお求めになったお客様方の本と向き合う素敵な時間を害してしまっていたら本当に申し訳ないです。

書店員が店内を凄い勢いで走り抜けるとき、その先に万引き犯がいる可能性があります。
もし突然凄い形相でどこかに向かう書店員がいたらクレームは後で伝えて下さると嬉しいです。一刻を争うので。

店内を走るな!とのお叱りを受けたこともあるのですが…万引きは現行犯でしか捕まえられないので書店員は本気で走っております。
どうかご理解の程よろしくお願いします。

 

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