あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

🇫🇷「聖なる礼拝堂 サント・シャペル」

こんにちは。

今回はちゃんと美しい教会へ行くので安心してください。

前回の続きからお話しますね。

RERでのトラブルの後は特になんの問題もなくサントミッシェルノートルダム駅に着きました。

セーヌ川の畔に駅の出口があり、駅を出ると目の前にシテ島へ渡るための橋があります。

シテ島に今回の目的地であるサントシャペルがあるのでそちらに向かって歩きます。

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シテ島に向かって橋を渡っていると見られる光景です。綺麗ですよね。

シテ島はあまり大きくないので1周してみるのも良いかもしれません。木漏れ日の中ゆっくりお散歩すると幸せな気持ちになれますよ。

因みにパリ発祥の地とも呼ばれていてパリで最も古い歴史を持つそうです。

ノートルダム寺院があるのも、このシテ島です。真ん中辺りにサントシャペルがあってノートルダム寺院は端の方にあります。詳しくは地図やガイドブックをご覧ください。

てくてく歩いてサントシャペルの辺りに着くと列が二本あります。チケットを持っていない人の列と持ってる人の列です。

チケットを持っていない人が本当に多いのでそちらの列は教会を取り囲むように並んでいます。

持っている人の待ち時間は5分くらいですかね。

サントシャペルもパリミュージアムパスで入れるので、持っている人の列に並びパスを入口の人に見せます。

バーコードを読んでもらって、いざ、サントシャペル内へ。

中に入ると薄暗く、どこに美しいと有名なステンドグラスがあるんだ?となります…が、慌ててはいけません。

落ち着いて1階を見て回りましょう。

奥の方まで進むと青いステンドグラスに囲まれた像があります。

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又、内装が色鮮やかで天井や柱、壁を見ていても楽しいです。

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他にも、お土産屋さんがあります。お土産屋さんにはフランス王室のマークである百合がデザインされたグッツやポストカードなどが売っています。

写真、真ん中の小物入れはお土産におすすめです。イヤリングやピアス、ネックレスが幾つか入れられるサイズで中が3つに分かれています。アクセサリーどうしが絡まらないようなつくりなので、アクセサリーが好きな方に渡したら喜んで貰えるかもしれません。

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1階に満足したら2階へ上がりましょう。1度上がると同じ階段から降りてこられないので気をつけてください。

2階へあがる階段は入口の横にあります。もしわからなければ周りの人に聞けば教えて貰えると思うので、ヒソヒソとあまり声を出さずに質問してみてください。

又、これは本当に気をつけて欲しいのですが観光地化しているとはいえ教会です。

そのことに配慮してできる限り声を出さない、帽子は外す、一定の場所に長時間留まり続けない、など教会の迷惑になる行動、信仰に対する侮辱的な行動をしないようにしてください。

実際に2階に上がると、うるさい人がいて教会の方が何回も静かにしてくださいと伝えていました。(本当に美しいので、急に立ち止まらない、叫ばない、など心の準備をして整ったら2階へ上がってください。)

細くて暗い階段を上がると、そこは光の世界でした。

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この世の光を全て集めた場所、と言われても納得してしまうような空間が広がっています。

降り注ぐ、色とりどりの光に足が動かせなくなってしまうとは思いますが、とりあえず階段の前からは動いてください。

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大半の人がステンドグラスに見蕩れているのでぶつかりやすいです。(ぶつかってしまった場合はできるだけ早めに「sorry」と言いましょう)

階段から出て左側を見上げてしまうと思うのですが右側も見てみてください。

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円形のステンドグラスもそれはそれは美しいです。

ステンドグラスは立ち位置や光の差し方で見え方が変わってくるので位置を変えて様々な角度から見てみて下さい。

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私は光の溢れる光景を見て暫く言葉を失ってしまいました。

自分の周りから音が消えて目から入ってくる情報に酔いしれる。そんな状態です。

光の洪水に身を任せて惚けながらも、この美しさを心に刻まなければ、とそう思いました。

もし天国というものが存在するとしても此処より美しいはずはない、とさえ感じてしまいました。

今まで自然であったり人工物であったり芸術品であったと、美しいものを沢山見てきたつもりです。その中でも本当に美しいと思ったものの一つとなりました。

一目見て鳥肌が立ち、全身に震えが走るようなそんな美しさを味わえることはそうありません。

今では美しいものと比較的簡単に触れ合えますが、そうではなかった時代にサントシャペルに足を踏み入れた人が得た感動は今とは比べ物にならないほどだったのではないかと思います。

信仰心の欠片も持ち合わせていない私が膝をついて祈りを捧げたくなるほどの空間に、信仰のある人が踏み入れた時、自らの信仰の正しさを感じ、より一層の信仰を誓ったのではないでしょうか。

ここまで読んで、え?こんなに褒める?言い過ぎじゃない?と思った方もいるかもしれませんが本当に感動したんです。私がフランスで一番おすすめしている場所ですので熱が入りすぎたかも知れません。

サントシャペルは特別です。この後もフランス旅行のお話をする予定ですがサントシャペルほど褒め称えないと思います。

本当に美しい場所なので、フランス旅行の計画を立てている方は是非サントシャペルを予定に組み込んで見て下さいな。一生残る美しい思い出になると思います。

ひたすらに美しさを語る内容になってしまったこと、少し反省しています…

分量も良いくらいなので今回はここまでにします。次回は閑話の予定です。

お土産についてお話できたらなと思います。お楽しみに!(?)

ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒

 

🇫🇷「噂のRERとスリのお姉さん」

こんにちは。今日は注意喚起するお話です。

海外旅行を計画する時に1度は考えるのが治安だと思います。

今日はフランスの治安の悪さを感じるお話するので夢を壊したくない方は読まないでください。

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さて、昨日のブログの続きからお話します。

ヴェルサイユ宮殿にある美しい庭園を見終わったところからですね。

ヴェルサイユ宮殿と庭園散策を満足するまで楽しんだ私と母は残りの時間でサントシャペルという教会に行くことにしました。

4月のパリは日が暮れるのが21時くらいなのでかなり長い時間、観光できるのが良いです。

(治安があまり良くないので暗くなってから遊ぶのはお勧めできません。できるだけ朝早くから観光をして日が暮れる前にホテルに戻りましょう)

庭園を出てヴェルサイユ駅へ。

サントシャペルの最寄り駅であるサントミッシェルノートルダム駅へ、噂のRERを使っていくことにしました。

RERの何が噂なのかと言うと治安の悪さです。私も乗ってみて驚きました。

母と治安が悪いと噂だから気をつけようねと話しながらホームへ向かいました。

電車が何本かホームに来ていたのでどれかなと迷っていると、電車の中から「こっちこっち!」と金髪の可愛いお姉さんが私たちを呼んでいました。

路線図を広げる母に歩み寄り、「この電車はパリに行くよ!」と微笑みかけました。

電車に乗り込む母、動揺する私。

私にはお姉さんが不審人物にしか見えませんでした。

母が電車に乗ってしまったので私も乗り込むと、乗り込んだところに人が不自然なくらい沢山いました。

しかし、満員電車に慣れ親しんでいる母は違和感を抱かなかったようでした。

危険を察知した私は鞄を抑えてすごい勢いで後退して座席のあるあたりまで逃げましたが、母がついてきていない!

どうしようと焦りました。あんな不審人物に旅行慣れしている母がついて行くものか?と疑問に思ったのです。

母の様子を伺いに行くと、周りを注意深く見渡していたお姉さんと目が合いました。

なんだか微妙な雰囲気…。

母は英語で話しかけてくるお姉さんと、母の広げる地図を指さしながら路線について教えてくれているお婆さんに取り囲まれて電車の奥まで追いやられていました。

あぁこれはまずい。確実にまずい。スられる。

私は自分の鞄を抱きしめながら母に近づこうとしました。

すると周りにいた誰かの足が私の足と足の間に入ってきて前に進めなくなってしまいました。

素晴らしいチームワークを見せてくるスリグループ。

これ以上近づけないし、フランス語も英語も私にはわからない。どうしよう。叫ぶか?

私が戸惑っていると母が突然「あっ!」と叫び、貴重品を入れている肩掛けのポーチ(?)を抑えながら「スリだ!」と言って慌てだしました。

母が気づいたことが分かるとお姉さんとお婆さんは「もう出発するから椅子に座った方がいいよ」「とりあえず電車は分かったでしょ?」というようなことを英語で捲し立て、座席側に私たちを追いやりました。

席に座った母があの人たちスリだった。と怒っていましたが…いや、気づけよ…と少しだけ思ってしまいました。

あまがさはどうしてたの?と聞かれましたが、母を置いて逃げたとは言いづらかったです…一応謝りました。

母に「この人多分スリだよ!」と言わなかったことを反省して次、スリに出会ったら直ぐに叫ぼうと心に決めました。

(実際会うと慌ててしまって逃げたくなってしまうんですけどね…)

スリグループは、あの手この手で人を引き離し、別のことに気を取らせ、貴重品(命と同じくらい大切なパスポートや財布ですね)を奪おうとしてきます。

高等スリテクニック…プロの技を見ました。

日本人はスリなれしていないですし、電車で他の人と距離が近くても気にならないので、ろくに警戒もしないです。

日本語表記のほとんどない国フランスに「スリに注意しましょう」という看板だけぽつんと日本語で書いてあるのはとても情けないことです。電車の中で流れる日本語の自動音声での注意喚起はそれだけ被害が多いことを表していると思います。

日本人は詐欺の被害も多いので気をつけてください。(詐欺の話も後日しますね)

優しい人を見た時に心から感謝できるのは良いことではありますが、海外では心を鬼にして、頼んでもいないのに優しくしてくる人は警戒しましょう。

ここから対策として私がしていることをお話します。

まず第一に貴重品を鞄に入れないことです。(ポケットは論外です)

ひったくられたら全てが終わります。又、気づかないうちに鞄を開けられて中身を取られることもあります。彼らはプロです。

ちなみに私は肩から鞄を下げていましたがふとした時に鞄を見たら知らない人の手が入っていてびっくりしました。

本当にわからないんです。怒りも湧きません。プロは凄いな、くらいの感想しか出てきませんでした。

私は服の中に薄いポーチ入れて首から下げていて、スカートをめくりあげないとパスポートを始めとした貴重品が取られないようにしてます。

これはフランス旅行の際だけではなくずっとです。日本から出る時は常にこのスタイルです。

どんなものか想像出来ない方はプールに入る時に首から下げるお金やスマホなどを入れる透明のやつ(?)を想像してみてください。

それくらいすれば取られにくいですし、仮に根性のあるスリにスカートの中をまさぐられても、やめて!助けて!って叫べば性犯罪者に厳しい御時世、取り押さえて貰えると思います。スリでは捕まらなくても性犯罪者として牢に入れられるでしょう。

第二に、頼んでもないのに親切にしてくる人は悪人だと思って対処することです。

現地に行って改めて感じたのですが、基本的に一般フランス人(悪い人ではないという意味です)は、自分から観光客に話しかけてくることはありません。

私たちがわかりやすく困っていると、助けたさそうな顔をして、チラチラこっちを見てきたり、英語が話せるアピールなのか英語の歌を歌ったりしていました。(かわいいですね)

優しい方も本当に多いのですが、自分から話し掛けるとスリや詐欺だと誤解されると考えているのではないかなと思いました。

私も「頼んでもないのに近づいてくる人は悪人だ」と決めつけて行動していましたし、それで、1度も被害に会いませんでした。

何度も言います。人を信じることはとても良いことだとは思いますが、異国の地で無闇矢鱈に知らない人を信用するのはやめた方が良いです。

美男美女に悪い人はいないという謎の名言もありますが、嘘です。スリのお姉さんは美人さんでした。顔が良いと見蕩れられている隙にスレるのかも知れません。

海外に行き慣れている母が引っ掛かるのですから、慣れてない方はもっと気をつけてください。

警戒しすぎて善意を無視してしまうのは良くないことですが、命や尊厳に変えられるものは無いと思います。

気さくな方も多いので聞けば教えてくれます。なので困ったら自分から話しかけるようにしましょう。

第三にガイドブックや路線図を外で広げないことです。

「鴨です。葱を背負って来ました。」と自己紹介しているのと同じです。特に日本人だとわかると悪い人達がわらわら寄ってきますw

面白いくらいです。アジア人の区別はあまりつかないようで、Chinese?Japanese?Korean?と聞かれますが応える必要はありません。

言葉が通じない振りをして肩を竦めて逃げましょう。大切なのは相手にしないことです。

スリ対策はこんな所でしょうか。

この後も何度か悪い人達に遭遇します。そのお話はまた後日。

次回こそ美しい教会に向かいます。美しい写真と共に紹介する予定なのでお楽しみに(?)

随分と長くなってしまいました…ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒

🇫🇷 「ヴェルサイユ宮殿」

フランスには観光名所が沢山ありますがその中でも特に有名なのがヴェルサイユ宮殿です。

鏡の間の美しさを一目見たくてフランスに旅行するという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ということでフランス旅行三日目に訪れたヴェルサイユ宮殿についてお話します。

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これは私の撮影した鏡の間の写真です。

この部屋に入った瞬間言葉を失いました。

これを当時の人が作ったのか、この場所で毎日のように舞踏会が開かれていたのか、色々と考えられるようになったのは何枚か写真を撮ったあとです。

「綺麗だなぁ」「凄いなぁ」という言葉ばかりが脳に浮かんで他のことが考えられませんでした。

ヴェルサイユ宮殿内は鏡の間だけではなく沢山見どころがありますが其方は「地球の歩き方」などなどガイドブックを参照してください。

ヴェルサイユ宮殿には日本語マップも置いてあるので宮殿内で迷ったらどうしようと不安にならなくても平気だと思います。

現在地がわからなくなってしまう方は絶望的かもしれませんが、勇気をだして「えくすきゅーずみー!うぇあ あむ あい?」と言いながら地図を差し出せば大半の人は笑顔で教えてくれると思うので大丈夫です。

人は本当に多いです。朝一番で並んで、猛スピードで鏡の間まで行かないと人のいない写真は撮れないと思います。

私も開園時間前から並んでいたのですが、本当に列が凄かったです。かなり並びます。

私はパリミュージアムパスを利用していて、チケットの列には並ばないで済んだのですが、それでも足が痛くなるくらい並びました。

チケット無しだと3時間くらいは並ぶかもしれません。トイレに抜けることも難しいですし、日陰はないし…うっ。辛い。

チケットは事前に買っておくことをオススメします。

もし、一人旅でトイレに行きたくなった場合は前の人に声をかけて行くと良いと思います。

私たちの前に並んでいたのは中国の観光ツアーの方々で皆さん楽しそうにお喋りしていました。

私も少し混ぜてもらいました。中国語がさっぱりわからないですし、中国の方々も日本語がわからない上、お互い英語が下手だったので何となくの会話しか出来ませんでしたがとても楽しかったです。

ボディーランゲージの偉大さを知ることができる体験でした。

長い間並ぶのは苦痛ですがお喋りをすると気が紛れますよねw

チケットのデザインが違うとか、今日はほんとに暑いだとか、一緒に写真撮ろうよ!とか、フランスは日が暮れるのが遅いとかたわいのない話しをしました(…もしかしたら違うかもしれません)

入口についた時には彼らと目を見合わせて喜びました!

「やったー!やっと入れる!長かったですね!(日本語)」

「@∋!⊆〒^^∠∝◎◇▼□!(中国語)」

「私も嬉しいです!(日本語)good bye!」

「¬Д¸­­--¨¨В∫∝⊃⊥§!(中国語)Bye Bye!」

会話はこんな感じでした。一期一会ってやつです。

中国版Twitterに私と彼のダブルピースの写真が載っているかもしれないと思うと何だか恥ずかしいですねw

そんなこんなで宮殿内を満足するまで見た後はお庭です。広大な庭。王族というのはほんとにお金があったんだなと心底思うような庭園です。

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勿論、綺麗に剪定されたお庭だけではありません。

広大な庭園にはマリーアントワネットの離宮と呼ばれているフランスの田舎町のような場所もあります。

美しく整ったパリの街並みは美しいですが、心が疲れてしまう気もします。それを癒す穏やかな風景が離宮の辺りには広がっています。

お庭を見ずに帰るのは勿体ないので時間のある方はぜひ回ってみてください。

正面側のお庭から見に行こうとすると入口があって、そこでお金が取られます。

ここではパリミュージアムパスは使えません。

パリミュージアムパスの裏側にはマリーアントワネットの離宮も見れるって書いてある…どこからはいるんだ???混乱する私と母。

とりあえず母が英語で案内をしている人に聞くと、直接は入れない、遠回りして入ると教えてくれました。

外の地図を貰った後、ヴェルサイユ宮殿を出て、別の門から入るしかないそうなので外を歩くことにしました。

お昼ご飯を食べて(美味しかったです)、離宮へ歩き始めたはいいものの、地図がかなり大雑把な作りで迷ってしまいました。

迷っていると前から、犬のお散歩中の男性が来たので道を聞いてみることにしました。

声を掛けた方が英語がペラペラで本当に助かりました。

地図を指しながら「今はここで、目的地はこっち!この道を真っ直ぐ行ってから右だよ!」と優しく英語で教えてくれました。

お礼を言って言われた方に歩く私と母。

後ろから足音が聞こえてくるな?と振り返ったら、先ほど教えてくださったお散歩中の男性が心配して着いてきていました。

目的地に着いたら「ここだよ!良かったね!」というようなことを言って、去っていきました…なんというイケメン…なんという善意の塊…お散歩中なのにありがとうございました!

無事到着して庭園を散策。

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離宮に向かって歩いていると、野ウサギや大きいふさふさしたネズミっぽい動物が川を泳いでいました。羊もいてとても穏やかな雰囲気。

天気も良くて澄み渡る青空に、立ち並ぶ木々、木漏れ日と咲き乱れる花々…お昼寝してる人もいて、観光観光ってせかせか歩いてて疲れてしまったら、お庭に行ってのんびりするのも良いなぁと思いました。

お姉さんが生搾りオレンジジュースを作って売ってたり、アイスを売っていたり…お散歩だけではなくてサイクリングしてる人もいました。ゆったりとした時間が流れていてホッとしました。

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文量が凄いことになってきたので今日はここまでにします。

この後、美しいステンドグラスが有名な教会に向かいます。そこに着くまでに起きたトラブルと教会についてのお話は、また後日。

ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒

🇫🇷「折り鶴とお隣さん」

私が見るブログはだいたいが旅行関係のものだったので、いつか私も旅行の思い出をブログに書けたらなぁと思っていました。

ということで唐突ではありますが、先日訪れたフランスについて書きたいと思います。

フランスを選んだのは今日(7/14)がパリ祭の日だからです。フランスの大切な記念日にフランスについて書くのって、なんか良い感じだな~と思いました。

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素敵なところだけではなくてちょっと危ないところも書けたらなと思います。

あくまで私の考えですので世間を知らない小娘がこんなことを言ってるなぁくらいな感じで読んでください。

旅行を計画している方の参考になれれば嬉しいです。

まず今回のフランス旅行は唐突に決まりました。出発日の3週間前?くらいに決まり、前日まで荷造りをせず、出発日の朝にやっと荷物を詰め終わり、そこそこ重たいスーツケースを引き摺って成田に向かいました。

以前スペイン旅行をした時に痛い目を見たので(このお話はいつかしますね)エールフランス航空を使い、直行便でパリへ向かいました。

フライト時間は12時間半くらいですかね。ご飯を食べながら映画を5本見れば着くくらいの距離です。長いといえば長いですが映画が好きな方なら大して苦にはならないのではないでしょうか?

長いフライトといえば機内食機内食と言ったらまずいというイメージがありますが…美食の国が誇るエールフランス航空の食事はとてもとても美味しかったです。

味覚音痴と呼ばれる某島国へ旅行をした時の苦い記憶を跳ね飛ばすほどの威力でした。(このお話もいつかしますね)

シャンパンが飲み放題…っ!拘りのチーズ!拘りのデザート!ご飯も美味しく、楽しく映画を見ていれば目的地に着くなんて最高じゃないか!ここが天国かと思いました。

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そんな素敵な機内で素敵な体験をしたので、皆様に共有させていただきます。ここからが本題です。

離陸までの時間が暇だったので、母と2人でテレビの画面に映るフランス語を無理やり読む遊びをしていました。

そんなことをしばらくしていると、私と母の読む似非フランス語を残念に思ったのか、隣に座っていた外国人の男性が音読してくれました。

メルシーとお礼を言う私。そのあとはいつも通り映画を見てはジュースを飲み、ジュースを飲んでは映画を見ていました。

暫くすると映画にも少し飽きてきて暇になり始めたので、メモ紙で鶴を折ることにしました。

鶴が完成して満足げに眺めていると、お隣さんが写真を撮らせて欲しいと英語で話しかけてきました。

こんなので良ければどうぞどうぞ!とニコニコしながら写真を撮るお隣さんを眺めていました。

話しかけてきたのは英語だけど、フランス語読めてたし、この人は英語が喋れるフランス人なのか?それとも紅茶頼みまくってるし(偏見)フランス語が話せるイギリス人なのか?それともどちらでもないのか?と私はお隣さんに興味津々でした。

お隣さんは脚が長いせいもあってかエコノミークラスの座席の狭さに辟易してしょっちゅう歩きに行っていました。戻ってくる度に「ほんとに脚が疲れちゃうよ」という感じで声をかけて下さり、気さくな方だなぁとも思っていました。

この人はいい人に違いない!という思い込みと、お隣さんがとても気になっていたこと、ここで話しかけなかったら後悔すると思ったこと、仲良くなれる予感もするということで、意を決して英語で話しかけてみたところ大成功!

実はお隣さんはシャルル・ド・ゴール空港で乗り換えてドイツに帰る予定のドイツ人で日本には観光をしに来ていたようでした。

観光名所を色々回ったみたいでしたが、富士山に登った日に曇りだったのが残念だったとも話していました。

何がよかった?と聞いたら「箱根と神社とお寺と桜が良かった」「ベジタリアンだからご飯はあまり楽しめなかったけどそれを踏まえてもとても良い旅行だった」「何よりも関わる人みんな優しかったのが本当に良かった」と話してくれてちょっと照れてしまいました。

話してて私の英語力が低すぎて申し訳なくなり、私の英語が拙すぎてごめん~~~!って感じのことを言ったら、全然気にしないで!自分も日本語全然できないし!大丈夫だよ!って言ってくれてほんとに優しすぎました…なんて優しいんだ…

私にヨーロッパは初めて?とかフランスは初めて?とか話題を振ってくれたので、2月にイギリス行ったよとかフランスは初めてなんだ!とどうにか答えて、フランス旅行楽しみだ~って話をしました。

お隣さんがフランスはほんとにいいとこだよね!って言っていたのでおすすめを聞いたところ、「どこも最高だからひとつには絞れないよ。とりあえずバスでぐるっと回って気になったところは歩いてみて回るのがいいかもね?」というアドバイスをもらいました。(皆様も参考にしてみて下さい。)

お喋りに夢中になっているといつの間にか着陸の時間が近づいてきてしまいました。

寂しいなと思っていると「最後に僕に鶴を折って欲しいな…?」と言われたので満面の笑みで折りました。

折ったあと、「これ(私とお話した事とか折り紙の事だと思う)を友達とかに共有しようと思うけどいい?」って言われたので、もちろんいいよ~と伝え、私もお隣さんと鶴の写真を撮りました。

名前も聞かれました。あまがさって言います。と伝えたら、あまがさ!アリガト!って言ってくれて何だかとっても嬉しかったです。

私もダンケ!って言ってみましたw

ドイツ語わかるの?!みたいなこと言って喜んでたのですが、ごめん全然わかんない…首を傾げることしか出来ませんでした…少し反省。

固い握手を交わし、フライト終了

とても素敵な話だと思いませんか?会話が全て英語だった上、私の英語力はとても低いので、多少のすれ違いはあるかもしれませんがだいたいこんな感じだと思います。

長いはずのフライトがとても短く感じました

あーーーー楽しかったなァァァ~!!!

5本くらい映画を見る予定だったのですが結局1本しか見ませんでした。

私に英語を話す能力があればもっともっと仲良くなれたはずなのに…と悔やんでも悔やみきれませんでした。

底辺の英語力でもこうやって楽しくお話できるんだから英語できる人はもっとお話出来るんだろうなぁと。

ほんとに楽しかったんです。

辞書なんて持ってないしスマホ機内モードだし英語力もなし…こんな状況でもコミュニケーションって取れるんだなって…フルネームも知らないし、SNSやってるかも知らないし、きっともう関わることなんて無いんだと思うんだけど、この一度きりの関わりになってしまうのが残念だと思うような、惜しいと思ってしまうような、やっぱり、そう、旅行ってこうゆうのが楽しいよなぁ!!!なんて思いました。

どうせ英語苦手とか言っても大して苦手じゃないんだろ?と思う方もいるかもしれませんが、ほんとに苦手です。高校の頃の英語の評価は10段階中3でした…泣きたい。

こんな私でも頑張ればお話出来るので、長時間のフライトに飽きてしまった時は隣の人に話しかけてみるのも良いかもしれません♪

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続きはまた後日。ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒

 

 

はじめまして

あまがさと申します。

以前からやって見たかったブログを始めてみました。

映画や美術展の感想、旅行の思い出、日常の些細なことを綴っていけたら良いなと思っております。

書きたいときに書く日記のようなものになるかと思います。

HNはあまがさ、このブログの名前は「あまがさの日記のようなもの」です。

趣味や好きな物が沢山あり、楽しく生活しています。

好きな物を羅列すると以下の通りです。

くまのぬいぐるみ、革製品、指輪、アンティーク、香り物、本、珈琲、紅茶、絵画、オペラ、ミュージカル、植物、旅行 

なにか興味を引くものがあると良いのですが…少しだけ紹介させて下さい。

好きな飲み物は珈琲と紅茶です。美味しい珈琲や紅茶を出すお店やおすすめの茶葉や珈琲豆を知っている方は是非教えてください。

絵画は西洋美術が好きで特に風景画を好んで見ます。絵画の話はブログでも沢山したいと思っています。

読書も好きで大学では文学部に通っています。小説も大好きですがジャンル問わず色々読みます。中でも美しい文章が好きです。専攻は漢詩です。

映画はアクション映画やホラー映画が好きです。ホラーが大好きなのですが未だに怖いと思える作品に出会ったことがありません。チャイルド・プレイが好きです。

オペラやミュージカルも好きです。オペラは今魔笛が見たいなぁと思っています。ミュージカルはエビータ、オペラ座の怪人が好きです。

海外旅行も好きです。今までに行ったのは、グアム、ハワイ、イタリア、バチカン、バリ島、スペイン、(ドイツ)、イギリス、フランス、マルタ です。

今行きたい国はベルギー、オランダ、ロシアです。他にもおすすめの国があったら是非是非教えてください!多分行くと思います。

そして「くまのぬいぐるみ」が大好きです。幼い頃から変わらずテディベアと毎晩眠っていますし、旅先にも小さいくまを連れていきます。

最近新しい子は増やしていませんが、おすすめのメーカーや作品ありましたらご連絡いただけると嬉しいです。

今回の自己紹介はここまで。これから書いていくブログを通して少しずつ私のことを知っていただけたら嬉しいです。

拙い文章ではありますが、どうぞ優しく見守ってくださいませ。

これからどうぞよろしくお願いします。