あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

🇫🇷「折り鶴とお隣さん」

私が見るブログはだいたいが旅行関係のものだったので、いつか私も旅行の思い出をブログに書けたらなぁと思っていました。

ということで唐突ではありますが、先日訪れたフランスについて書きたいと思います。

フランスを選んだのは今日(7/14)がパリ祭の日だからです。フランスの大切な記念日にフランスについて書くのって、なんか良い感じだな~と思いました。

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素敵なところだけではなくてちょっと危ないところも書けたらなと思います。

あくまで私の考えですので世間を知らない小娘がこんなことを言ってるなぁくらいな感じで読んでください。

旅行を計画している方の参考になれれば嬉しいです。

まず今回のフランス旅行は唐突に決まりました。出発日の3週間前?くらいに決まり、前日まで荷造りをせず、出発日の朝にやっと荷物を詰め終わり、そこそこ重たいスーツケースを引き摺って成田に向かいました。

以前スペイン旅行をした時に痛い目を見たので(このお話はいつかしますね)エールフランス航空を使い、直行便でパリへ向かいました。

フライト時間は12時間半くらいですかね。ご飯を食べながら映画を5本見れば着くくらいの距離です。長いといえば長いですが映画が好きな方なら大して苦にはならないのではないでしょうか?

長いフライトといえば機内食機内食と言ったらまずいというイメージがありますが…美食の国が誇るエールフランス航空の食事はとてもとても美味しかったです。

味覚音痴と呼ばれる某島国へ旅行をした時の苦い記憶を跳ね飛ばすほどの威力でした。(このお話もいつかしますね)

シャンパンが飲み放題…っ!拘りのチーズ!拘りのデザート!ご飯も美味しく、楽しく映画を見ていれば目的地に着くなんて最高じゃないか!ここが天国かと思いました。

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そんな素敵な機内で素敵な体験をしたので、皆様に共有させていただきます。ここからが本題です。

離陸までの時間が暇だったので、母と2人でテレビの画面に映るフランス語を無理やり読む遊びをしていました。

そんなことをしばらくしていると、私と母の読む似非フランス語を残念に思ったのか、隣に座っていた外国人の男性が音読してくれました。

メルシーとお礼を言う私。そのあとはいつも通り映画を見てはジュースを飲み、ジュースを飲んでは映画を見ていました。

暫くすると映画にも少し飽きてきて暇になり始めたので、メモ紙で鶴を折ることにしました。

鶴が完成して満足げに眺めていると、お隣さんが写真を撮らせて欲しいと英語で話しかけてきました。

こんなので良ければどうぞどうぞ!とニコニコしながら写真を撮るお隣さんを眺めていました。

話しかけてきたのは英語だけど、フランス語読めてたし、この人は英語が喋れるフランス人なのか?それとも紅茶頼みまくってるし(偏見)フランス語が話せるイギリス人なのか?それともどちらでもないのか?と私はお隣さんに興味津々でした。

お隣さんは脚が長いせいもあってかエコノミークラスの座席の狭さに辟易してしょっちゅう歩きに行っていました。戻ってくる度に「ほんとに脚が疲れちゃうよ」という感じで声をかけて下さり、気さくな方だなぁとも思っていました。

この人はいい人に違いない!という思い込みと、お隣さんがとても気になっていたこと、ここで話しかけなかったら後悔すると思ったこと、仲良くなれる予感もするということで、意を決して英語で話しかけてみたところ大成功!

実はお隣さんはシャルル・ド・ゴール空港で乗り換えてドイツに帰る予定のドイツ人で日本には観光をしに来ていたようでした。

観光名所を色々回ったみたいでしたが、富士山に登った日に曇りだったのが残念だったとも話していました。

何がよかった?と聞いたら「箱根と神社とお寺と桜が良かった」「ベジタリアンだからご飯はあまり楽しめなかったけどそれを踏まえてもとても良い旅行だった」「何よりも関わる人みんな優しかったのが本当に良かった」と話してくれてちょっと照れてしまいました。

話してて私の英語力が低すぎて申し訳なくなり、私の英語が拙すぎてごめん~~~!って感じのことを言ったら、全然気にしないで!自分も日本語全然できないし!大丈夫だよ!って言ってくれてほんとに優しすぎました…なんて優しいんだ…

私にヨーロッパは初めて?とかフランスは初めて?とか話題を振ってくれたので、2月にイギリス行ったよとかフランスは初めてなんだ!とどうにか答えて、フランス旅行楽しみだ~って話をしました。

お隣さんがフランスはほんとにいいとこだよね!って言っていたのでおすすめを聞いたところ、「どこも最高だからひとつには絞れないよ。とりあえずバスでぐるっと回って気になったところは歩いてみて回るのがいいかもね?」というアドバイスをもらいました。(皆様も参考にしてみて下さい。)

お喋りに夢中になっているといつの間にか着陸の時間が近づいてきてしまいました。

寂しいなと思っていると「最後に僕に鶴を折って欲しいな…?」と言われたので満面の笑みで折りました。

折ったあと、「これ(私とお話した事とか折り紙の事だと思う)を友達とかに共有しようと思うけどいい?」って言われたので、もちろんいいよ~と伝え、私もお隣さんと鶴の写真を撮りました。

名前も聞かれました。あまがさって言います。と伝えたら、あまがさ!アリガト!って言ってくれて何だかとっても嬉しかったです。

私もダンケ!って言ってみましたw

ドイツ語わかるの?!みたいなこと言って喜んでたのですが、ごめん全然わかんない…首を傾げることしか出来ませんでした…少し反省。

固い握手を交わし、フライト終了

とても素敵な話だと思いませんか?会話が全て英語だった上、私の英語力はとても低いので、多少のすれ違いはあるかもしれませんがだいたいこんな感じだと思います。

長いはずのフライトがとても短く感じました

あーーーー楽しかったなァァァ~!!!

5本くらい映画を見る予定だったのですが結局1本しか見ませんでした。

私に英語を話す能力があればもっともっと仲良くなれたはずなのに…と悔やんでも悔やみきれませんでした。

底辺の英語力でもこうやって楽しくお話できるんだから英語できる人はもっとお話出来るんだろうなぁと。

ほんとに楽しかったんです。

辞書なんて持ってないしスマホ機内モードだし英語力もなし…こんな状況でもコミュニケーションって取れるんだなって…フルネームも知らないし、SNSやってるかも知らないし、きっともう関わることなんて無いんだと思うんだけど、この一度きりの関わりになってしまうのが残念だと思うような、惜しいと思ってしまうような、やっぱり、そう、旅行ってこうゆうのが楽しいよなぁ!!!なんて思いました。

どうせ英語苦手とか言っても大して苦手じゃないんだろ?と思う方もいるかもしれませんが、ほんとに苦手です。高校の頃の英語の評価は10段階中3でした…泣きたい。

こんな私でも頑張ればお話出来るので、長時間のフライトに飽きてしまった時は隣の人に話しかけてみるのも良いかもしれません♪

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続きはまた後日。ここまで読んでくださってありがとうございました🧸🍒