あまがさの日記のようなもの

書きたい時に書く日記のようなブログです。

「木製チェスセットと魅力的な駒達」#1 ポーン編

今晩は。外を歩けば金木犀の香りがする良い季節になりましたね。

薄手のジャケットを羽織ると丁度良く、暫くはこの過ごしやすい気温のままが良いなぁと思っております。

さて、今日はチェスの話をしたいと思います。

何故突然?とお思いの方も居るかもしれませんが(以前「楽しい自粛中の過ごし方」の投稿をした際に軽くチェスの話題を出した通り)実はチェスが好きなので一度くらいはチェスのお話したいなぁと思っていたというのがあります。ここまでが建前。

そして、先日注文したチェスセットが届いたので、この喜びを皆々様にお伝えすべく文字を打っている次第です。これが本音。

今まで使っていたチェスセットも使いやすくてとても良いのですが、やはり木製のお洒落なチェスセットに憧れがあり…遂に買ってしまいました。

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深緑の駒と盤のデザインの美しさに一目惚れしてしまいました。

棋譜を読む上で盤に文字が振ってあると便利なので文字のあるデザインのものを探していたのですが好みのド真ん中…幸せです。

(私のとても気になるポイント、ナイトの形も気に入っているんです。皆様、チェスセットを買う時はナイトの顔や形をチェックしてからの方が良いですよ。たまに凄い顔の駒があります。)

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金具のデザインも優美で閉じていても美しい。(なんて最高な買い物をしてしまったのだろうと自画自賛中です。)

友人宅で遊ぶ際や泊まりの旅行の際に私がチェスセットを持っていくことが多いのですが、今後は友人と遊ぶ用に今までのチェスセット、一人で遊ぶ用に今回買ったチェスセットと使い分けようと思います。

友人とはお茶やお菓子をつまみながらチェスをすることが多いので樹脂製の駒や盤が安心です。木製のチェスセットはインテリアとしても使えますし広げっぱなしでも良いのかなぁと。

長々と話してしまいました。

と、いうことで今回はチェス!皆様はチェスをした事はありますか?

チェスで遊ぼうと声をかけると「難しそうだからヤダ」とよく言われますが、軽く遊ぶくらいならば特に難しくはありません。私も大して強くないのですがトランプやUNO、オセロ等と同じ感じで友人と楽しく遊んでいます。

(勝てるかは別として)チェスで遊ぶために必要なことを軽く書きたいと思います。

チェスは駒の動きが分かれば取り敢えずは遊べるので駒の動き方から説明します。

※私は駒の立場を考えながら解説するのでかなり長くなります。手っ取り早く学びたい方は別のサイトを参照して下さい。駒の気持ちを考えながらチェスのことが知りたい方のみ続きをお読み下さい。

まずはポーンです。役職のある駒たちが後列に並んでいるのに対し、前列に肉壁の如く一列に並ばされているのがポーンです。権力の無い者が壁にされる…酷い話ですが、仕方がないです。社会の縮図ということでしょう(適当)

☆チェス盤には縦列に数字1〜8が、横列にはA〜Hの文字が振られています。

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(一番奥に役職のある駒達がいるので)つまるところ8×8の盤の2列目と7列目のA〜Hに真っ直ぐ彼らは並んでいます。

彼等は基本的に1マス前進しかできません。別の動きができるのは駒を取る時と最初の一歩目だけです。

体力が有り余っている最初の一歩目、初期陣形から進む場合のみポーン達は2マス前進できます。とりあえず前に進めば良いというものではありませんがポーンにとっての2マスは意外と大きいです。

駒を取れるのは斜め前の2マスのどちらかだけです。白のマスに居る場合は前方の白のマスのどちらか、黒のマスにいる場合はその逆という事です。

なんということでしょう…攻めていくためには(基本的には)1マス1マス、ちまちまと真っ直ぐ進まなければならない!ポーンのことを思うと涙がちょちょ切れますね。

ポーンは初めに決められた持ち場から離れられないのです。(初めにAの2or7に居たら基本はAの列しか移動できない)

横列移動をする為には敵を倒し、敵の居たマスに移る以外にはありません。敵のポーンも同じなのでただ前進だけしているとお互いのポーンがお見合いし一歩も動けなくなります。(目の前には攻撃できないので)

この様に、なかなか不遇なように思われるポーンですが金星の如く輝く方法があります。

それは敵側の一番端まで行くことです。一番端まで行くとポーンは進化することができます。チェス最強駒であるクイーンに成ることも出来、戦局は一気に変わります。庶民、肉壁、モブ兵の下克上です。敵を斥け一歩一歩、前進し続けることの大切さを教えてくれます。

やっとポーンの話が終わりました。長いですね。

問1「駒の配置から、ポーンのチェス社会における立ち位置と戦闘時における感情を想像し答えなさい」

というのは冗談ですが…是非考えて頂きたいものです。

チェスは少しやっていると自分のお気に入りの駒ができるように思います。動かしやすい駒というのでしょうか…?私はナイトが一番好きなのでナイトの話をするのが楽しみです。

皆様も是非、お気に入りの駒を見つけて盤上を躍らせて見て下さい。

区切りが良いので今日はここまでにしようと思います。ポーン編とつけておきましたのでこの後はナイト編、ビショップ編というように続けていきたいと思います。

ゆっくりの更新ではありますが待っていて下さると嬉しいです。

ここまで読んで下さりありがとうございました🪐🍂